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YURI SATO
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「 elan vital − 私は一点を見つめる − 」
出演 阿部真理亜 / 朝倉千恵子 / 岡安夏音子 / 酒井直之 / 島田惇平 / 高木遊 / 徳永咲子 / 西野瑞穂 / 野田淳貴
語り 太田真晴
翻訳 河内志織
協力 宇佐美奈緒 / 及川菜摘 / 清水潤 / 布施琳太郎 / 渡辺志桜里
主催 山本一誓(hyphen)
パフォーマンス演出・テキスト 阿部真理亜
企画・監督・撮影・編集 佐藤友理
2020年2月に自由が丘・hyphenにて発表した、佐藤友理・阿部真理亜によるビデオインスタレーション作品。
展示空間に長年置かれていた7種類のアンティークチェアをモチーフとし、それ一つ一つに対応する物語を制作した。
メインの映像1作品と、額装したiPadによって個別に再生される7つの映像を、空間上でモンタージュすることを試みた。
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“罪”とは何でしょうか
社会には道徳という善悪の規範が存在します
習慣や文化、個人としての経験や生得性によって大きく異なる道徳は
時代や環境の状況・属する宗教の有無などにより、軽視されたり、重視されたり、改革されたり
変容し続けてきました
個人に価値が与えられる時代となった今
人は権利と自由を尊重し、自分自身の表現を日々営み
より一層多様化した“欲求”というものと正面から向き合っています
時にそれは、社会との断絶、他者との対立、自身の崩壊をも生み
善悪すら忘れた“盲目的な自分との対話の時間”を作りました
élan vital とはフランスの哲学者アンリ・ベルクソンの造語であり
“内的衝動によって進化する生命の躍進力”を意味します
本企画では“罪”という行為を導く感情と見なされ
社会の波に埋もれてしまっていった欲求が作りだす
人間のエネルギーを写し出します
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Video flier
Text / Maria Abe
Exhibition
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