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「 Contact - Lenses 」
佐藤友理
酒井直之
上村なおか
宮﨑すみれ
《日時》 2021年7月17 ― 30日 13:00 ― 20:00
《パフォーマンス》 17日・24日・27日・30日
① 14:00 ― 15:00 ② 18:30 ― 19:30
※ 混雑時はご入場を制限させて頂く場合がございます
※ ご来場の際はマスクの着用をお願い致します
《場所》Gallery TOH
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ケ谷5丁目20-11第一シルバービル 1B
《入場料》1000円
※18歳未満の方はご入場頂けません
協賛 CASE (case-publishing.jp) / shashasha (www.shashasha.co)
企画協力 髙木遊
企画演出 佐藤友理
設営協力 佐久間優季 / 布施琳太郎 / 吉田山
グラフィックデザイン 八木幣二郎
代々木のギャラリーTOH では、佐藤友理による「Contact - Lenses」を開催する。
本プロジェクトは、オープンスタジオ形式のインスタレーション作品として展開される。
佐藤友理のディレクションのもとパフォーマーである酒井直之、上村なおか、そしてアロマパルファニスト、宮﨑すみれが参画する。
これまで、佐藤友理は衣服というマテリアルを通して、“身体と布の関係性” や“人物像と輪郭、そしてその変容” などを考察してきた。 そして本展 は“あなたと私の間に隔たる一枚の布” をテーマとする。 このテーマは、その一枚の存在によって身体が覆われることでの不可視性、ゆえに想像力が誘発されることの逆説的な共有性を浮かび上がらせる。 また、布を身に纏うもの自身の肌に刺激が加わることで発生する輪郭への意識の拡張、触覚的な身体の形が同時に現れることで、そこに流動的な二重の身体像が立ち上がることを提示している。
本インスタレーションの中心には、撮影スタジオが敷設される。 そこでは、酒井直之、上村なおか、2 人による「布を介す肌との対話」を表現するパフォーマンスの撮影が佐藤友理によって行われる。 尚、このスタジオは半透明ヴェールにて覆われているため、来訪者がその姿を明瞭に捉えることは叶わない。不可視という共有体験を画策し、他の身体感覚をエスカレーションさせることを志向する。 そして撮影後の身体は、パフォーマーが使用した布の上に昇華転写印刷され、テキスタイルとなり、可視的かつ可触的なマテリアルとして発現する。 最後に、本空間は「肉体・感覚の交換」をコンセプトとした宮﨑すみれによるアロマミストが充溢するのだ。
本展では、布によって作られた身体の内側と外側に発生する自己と他者の感覚の拡張と欠落、その間で揺れ動く身体の輪郭を捉えることを目的とする。 互いの感覚が交叉することによって、はじめて認識することが可能となる一つの身体像を見いだそうとする試みなのだ。



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